（個人的に）このキックがすごい ベスト5

ふっと「バトル関連ブログなのに自分が好きなバトルをあんまり紹介していないのでは？」と思い始めました。
そこで個人的に歴代プリキュアシリーズで登場した好きなキックをランキング形式で紹介してみます。


ランキングの前に…まずはキックの基本紹介を。
様々な攻撃方法の中で、打撃技というと基本的にパンチとキックで構成されます。
（頭や身体を使って打撃する事もありますが、されますし）
足は手に比べリーチも長く、筋肉量も多いのでパンチよりもキックの方が強いです。
ただし自身のバランスは崩れるのでパンチよりも相手に当てるのが難しいのがキックの弱点でもあります。
また『足のどこで蹴るか』『どこを蹴るか』『どうやって蹴るか』でパンチよりも幅が広いのがキックの特徴でもあります。
まあパンチで相手のスネを攻撃しようと思えば出来ますが、普通にローキックをした方が楽ですし。
攻撃する方法として、例えば『相手を踏みつける』のもキック（ストンピング）ですし、『飛び膝蹴り』や『かかと落とし』もキックの一種になります。

というわけで、第5位から…



第5位　Yes!プリキュア5　20話『プリキュア5歌手デビュー!?』
ドリームによるストレート連打からのハイキック＆トラースキック（スーパーキック）

意外なチョイスだと思われるかもしれません。
この回の見所は後にハトプリ作画監督を担当する馬越さんによる原画やラストのうららの『とびっきり！勇気の扉』なわけですが、バトルも必見シーンが多いです。
レモネードをかばってから、ドリームがガマオへストレートを連打してのこのハイキック…

もうお手本のようなコンビネーションですね。
ストレートからの一連の流れは是非DVD等で見てみましょう。
しかしこれだけでは終わりません。この後ガマオが右アッパーで反撃をしてくるのですが、

それを防いでこのトラースキック（スーパーキック）です。
先のハイキックは足の甲で顔面を蹴り上げ、後のトラースキックは足の裏で顔面が変形するほど押し込んでいます。
前述の通り、キックは攻撃の幅が広いという事がよくわかるのではないでしょうか。



第4位　ふたりはプリキュア　42話『二人はひとつ!なぎさとほのかの最強の絆』
キュアブラック・キュアホワイトによるダブルキック

言うまでもなくこの回はバトルの見所は多々あり過ぎる程ですが、やはりここが一番の見所でしょう。
OPの改変で二人が煙を巻き上げジャンプをした後ジュナ・レギーネにジャンプキックを食らわせます。

画像は蹴る前のジャンプシーンです。
蹴っているシーンも素敵なのですが、やはりこのシーンあってこそかなと思います。



第3位　ふたりはプリキュア　1話『私たちが変身!?ありえない!』
キュアホワイトの空中からの二段蹴り

またまた初代プリキュアから。やはりバトルといえば外す事ができないですからね。
ピーサードに空中から二段蹴りで攻撃するシーンです。

顔面を蹴られた後こんな顔されたらどう思いますか？と。

1話を見て、「バトルがしっかりしているし、こういった普通のバトルアニメでできない表現方法ができるのが凄いな」と感銘を受けたのが今でもプリキュアシリーズを見続けている理由の一つですね。

第2位　YES!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ

キュアアクアの（ナイマン蹴りっぽい）右回し蹴り

物語のクライマックス、ムシバーンに攻撃するキュアアクアのキックです。

「そんなのあったっけ？」と思うほど一瞬でしかもムシバーンに防がれて反撃までされてしまうのですが、個人的に本当にこのキックが大好きなのです。

この右太ももの躍動感、凛々しい顔、手…全てが完璧だと思ってます。
ただこの膝の角度だと本来ミドルキックになるのですが、場面が変わるとハイキックになっています。

ナイマン蹴り（ブラジリアンキック）のような軌道を描いた難易度の高いキックをしているのだと、個人的に解釈しています。

第1位　プリキュアオールスターズDX みんな友達☆奇跡の全員大集合!
キュアブラック・キュアホワイトのダブルキック

とてつもなく「無難」だと思われるでしょうけど…。

飛行機ザケンナーが落ちてくる所を、OP曲に合わせて二人が迎撃して登場するシーンです。
見た時に鳥肌が立った人もたくさんいるのではないでしょうか。

まさに力技でザケンナーを止める、しかも蹴り上げて止めるという二人の構図が素晴らしいです。
このキックの凄さは「とにかく見て！」という感じですね。



もちろん紹介した物以外にも「かっこいい！」「ステキ！」「自分もこんな感じで蹴られたい！」と思うようなキックは山ほどあります。
皆さんも好きなキックを見つけて「これはこうやって蹴っているんだ」と再発見してみてはいかがでしょうか？