五回目はハートキャッチプリキュアです。
ハートキャッチでは今までのプリキュアシステムと異なり「自分で名前が付けられる」「変身前の能力が変身後に影響する」等の違いがあります。
特に後者はバトルに関して大きく影響していると個人的には思っています。
キュアブロッサム
放送開始当初は史上最弱と言われてるキュアブロッサム。
それを補うかのように序盤では心の種を使う事でパワーアップをしたので、今後もそういった展開が続くのかなと思ったらそんな事はありませんでした。
ブロッサムの打撃固有技には『おしりパンチ(ヒップアタック)』『全部パンチ(ボディプレス)』など全て『パンチ』が付き、最後も無限シルエットとなり「拳パンチ」でデューンを倒しました。
いわゆる『ブラック家族』はどちらかというとパンチに重点を置く攻撃が多いですが、ブロッサムもそれに沿った形だと言えるでしょう。
真面目で固く、負けず嫌いな部分があり精神力は高いです。この点はドリームと同様に、変身前と反比例しているのかもしれません。
そんなブロッサムも最後は「私は最強のプリキュア」と自称していますが、個人的には正直ガッカリしました。
4人合わせての無限シルエットであってブロッサム個人ではありませんし、そんなに史上最弱というレッテルを貼られた事を気にしてたのかなと。
場面として描かれていませんが、変身前の姿でもの凄く強くなっているのかも知れませんが…。
キュアマリン
「やる気まんまん」なキュアマリン。
小柄でアグレッシブに動き回る先鋒役かつムードメーカーのポジションと言えます。
直感というか本能というか、そういった感じで戦っているイメージがかなり強いです。
その為か敵に眠らされたまま起きなかったり水の中に閉じ込められたり、いわゆる「やられ役」扱いにもされてしまいます。
そんなマリンですが、最後の方はみんなを引っ張っていくリーダー的な立場を取る事もできるようになりました。
攻撃面では固有技やブロッサム達との連携技を使うシーンも多く、それらをうまく使いこなすセンスの良さも感じます。
ちなみにブロッサムはパンチを前面に押し出した攻撃をしていますが、対してマリンはキックがメインと言うわけではありません。
一応『マリンダイブ』という飛び蹴りの固有技はあります。
キュアサンシャイン
打撃も守りもできる万能なキュアサンシャイン。
登場回は本当に強さを見せていたサンシャインですが、次第にブロッサム・マリンと同じ位に落ち着いてきました。
元々武術をやっているというベースがある為に基礎的な強さはあるとはいえ、プリキュアになってからそれが生かされているかというと意外とそういうシーンはありませんでした。
15話を見ても投げ技を出せそうなプリキュアだっただけに期待していた部分があったので少し残念です。
そもそも明堂院流の武術がどういったスタイルなのか、劇中ではあまりよくわかりませんでした。
個人的にはなんとなくアバウトに『古武術』という感覚に捉えています。
普通の攻撃的なゴールドフォルテバーストなどの固有技もありますが、サンフラワーイージスなどの防御技を使うシーンが目立ちます。
(後半ではサンフラワーイージスを前方に飛ばすサンフラワーイージスインパクトを使えるようになりました)
攻撃ができるのに結局みんなのフォローする立ち回りになっているのは、黄色いプリキュアの宿命なのかなとも考えてしまいます。
キュアムーンライト
こちらも万能で高い能力を持っているキュアムーンライト。
三人が力を合わせて、ムーンライト一人分の力なのかなとイメージもあります。
マントがなくても空を飛ぶ事ができたり、攻撃も防御も固有技を持っている優れた能力を持っています。
何度にもわたるダークプリキュアとの宿命の対決も見所です。
変身前でも普通の女子高生とは思えないような動きをしていますが、恐らくプリキュアの種の力もあるでしょう。
(ちなみに父親も人間とは思えないような動きをしていますが、こちらは何らかの改造などがされているのではと思っています)
みんなと戦うようになってからは、年上という事もあり三人に指示をするシーンも多く見られます。
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