せつなの正体を知り、ショックを受けるラブ。
ラブがせつなの悪い事を止める為に、心を鬼にして一人で立ち向かいに行きます。
バトル以外の長い解説付きです。
『素直』という言葉の意味を間違えて覚えている人が少なからずいるように思います。
他人から見て素直だと言われる人は『言う事を聞く人』を指しますが、自分の目線で素直というと『正直に自分の思っている事を伝える事』を指します。
その二つを合わせたものが本来の意味なのですが、間違えて覚えている人はどうやら『言う事を聞く人』だけの意味で認識しているケースが多いようです。
親が子供を叱る場合「素直になりなさい」と言って服従させようとしているのも、言葉の意味を誤解をさせている原因じゃないかなとも思いますが…。
そんな『素直』という言葉の意味は、せつなを見ればすごくよくわかります。
元々イースだった頃は自ら「ラビリンス総統メビウス様が僕」と名乗る程に『言う事を聞く人』だったわけですが、キュアパッションとして生まれ変わった後は正直に自分の思っている事を言う傾向が強く出ています。
第33話の『美希とせつなのこわいもの!』では、特に正直なせつなが見られますので、こちらも合わせてご覧いただけるとより一層理解できるかなと思います。
他人の意見を受け入れて自分の意志を通すというのはなかなか難しい事です。
実際にせつなも意思疎通ができていないシーンもありますが、分かり合い理解しあう事が対札だという事をフレッシュプリキュアではとてもうまく描かれていると思います。
さてこの時のバトルですが、イースとピーチのガチンコタイマン勝負でとても気合が入っています。
そもそも子供向けアニメでそんなバトルをやる所が凄いなと。
まずは挨拶のように拳と拳をぶつけ合います。
見た目はかっこいいですが、実際にやると指の骨が危険なので絶対にやめましょう。
イースは骨法っぽい構えで、ピーチは総合格闘っぽい構えを。
イースが間合いを詰めて発勁を放ちますが、ガードして木を蹴り反動をつけて二段逆回し蹴りを放ちます。
それまでイースはそれ以前にこういった中国拳法系の構えや攻撃を見せていなかったわけですが、シリーズを通してちょっと凝ったバトルシーンを描く際に中国拳法系に逃げる事があるように思いますし、これはその典型だと思います。
さらに、ぬかるんだ地面で滑りながらもピーチが左エルボーを放ちます。
劇場版でもヒールで躓いてピンチに陥るシーンがありましたが、やはりハイヒールというのは致命的に戦いづらいのでしょうか?
そしてさらに拳と拳をぶつけ合います。だから実際に(ry
ピーチは右の裏拳から左前蹴りを、イースは左右のストレートや右前蹴りから一回転して左逆回し蹴りを放ちます。
そして両者が肘をぶつけ合います。ここでもまたエルボーです。
これはあくまでも個人的な感想ですが…この放送の前に三沢光晴が試合中の事故により永眠されてしまったのですが、二人のエルボーの攻防を見て三沢への思い出がふっと蘇りました。
そして三度目の拳と拳のぶつけ合い、イースは「うらやましいと思ったんだ」と初めて正直に自分の思っている事を正直に告白して言って倒れこみます。
ちなみにこの時美希はイースに手を差し伸べるわけですが、手を取る事はありませんでした。
このシーンも第33話の『美希とせつなのこわいもの!』でベリーが差し出した手を握るパッションの伏線になっています。
キュアエールとキュアミラクル
返信削除決着つけるためにすべて
ケジメつけたいからお願い
ふたりで手を出さないで