Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険

プリンセスランドにやってきたのぞみ達にシャドウの魔の手が迫ります。
ココとナッツを助けるために鏡の国に向かうドリームたちの相手は自分自身?
この映画からミラクルライトが配布されるようになり、以後定番アイテムとなりました。

ダーク戦は時系列ではなく、それぞれで書いていきます。



【冒頭】
プリキュア史上初の流血シーンが見られます。
ミラクルライトを振り回すのは反則攻撃ですので絶対やめましょう。


【プリキュア5vsよくわからないコワイナー】
ミギリン・ヒダリンが仮面の力で変身した何とも形容しがたい姿のコワイナーです。
各人の必殺技とコンビネーションの見せ所です。
かなりタフな相手ですが、ドリーム・レモネード・ミントのトリプルプリキュアキックで体勢を崩し、最後はルージュファイヤーとアクアストリームで仮面を同時に破壊して倒します。
水の上に立つ演出の意味はよくわかりません…。


【ルージュvsダークルージュ】
無数の球体が浮かんだ不思議空間での戦い。
ダークネスファイヤーはレーザー状の光線を連発する技ですが、ラストのように単発で出す事もできるようです。

中間部分、流れるようなカメラワークからダークルージュの右ストレートをガッチリ掴んでジャイアントスイング、そして勢いよく蹴りを入れるシーンが見所ですね。
ルージュは他より若干見せ場が少ないせいか、あまり苦戦している感じがしません。


【レモネードvsダークレモネード】
くぎゅううううううううううううううううううううううううううううううう。
ダークネスフラッシュはプリキュアでは数少ない足から放つ技です。

中間部分、レモネードシャイニングで牽制して背後に回るレモネードが素敵です。
ラストの部分は若干荒れ気味ですが馬越作画。
ダークレモネードが右ミドルから、お互い左右腕を当てていきます。
印象深い場面ですが、この攻撃はどこを狙ってる攻撃なのかあまりよくわかりません。裏拳っぽくも見えますが…。
その後レモネードがダークレモネードの腹部めがけてストレートを放ちますが、拳を縦にして放っています。
さらに貫手で追撃をします避けられ、ダークレモネードの右後ろ回し蹴りを避けてから最後はレモネードが発勁を決めるという流れです。
拳を縦にしたストレートや発勁は太極拳の流れなんでしょうか?
ダークレモネードも最後は水瀬伊織歌で攻撃をしかけますが、レモネードシャイニングにやられてしまいます。


【ミントvsダークミント】
ミントと正反対に超攻撃的な寧々さんダークミントとの対戦。
ダークネススプレッドは緑色の小さな玉ですがミントプロテクションを軽々と破壊する強さです。
破壊されてやられる所でカメラ目線なのが、ちょっと笑えます。

最初の最後まで防御に徹するミント。
最後はダークミントの渾身の左パンチをはじき返して倒します。
みんなを守る力にこだわるミントも、結局5GoGoでは攻撃技になってしまうんですけどね…。


【アクアvsダークアクア】
月光の下の花畑(追いかけっこしたウォーターパレス?)での戦い。
まずは挨拶代わりに拳を重ねあう両者。
ダークアクアに右ストレートを当てられ、アクアも右ストレートで反撃するも避けられ、右キックを当てられてしまいます。

中間部分、ダークアクアは何故か雷を落とす技を使ってきます。
「あなた、友達はいる?」からダークアクア消滅までの両者の喋り全てが名言とも言えると思います。

ラストは通称アクアソードでの剣劇を楽しめます。
アクアソードもダークアクアソード(推測の名称)も形は西洋剣ですが、一回だけ本来の使い方としてあまり向かない突きをするシーンがあります。
剣身を滑らせて相手が剣を手放した後、軽くジャンプして前蹴りを食らわせます。
この前蹴りというのも非情にポイント高いです。
最後はアクアトルネードでダークアクアを倒します。


【ドリームvsダークドリーム】
観覧車近くでの戦い。
顔面スレスレのストレートはわかっていてもヒヤヒヤしてしまいます。
その後の戯れるかのようなダークドリームの右パンチ2発→右ソバットのコンビネーションも素晴らしいです。
そもそもソバットで攻撃するシーンなんてなかなかアニメーションで見られる機会がありません。
ドリームも右パンチでカウンターを狙いますが、さらにかわしてドリームの腹部めがけてダークネスアタックを食らわせます。
(劇中に名前は出てきませんが、他のキャラのネーミングに沿うとそうなるはず…)
発射前のお腹をなでるようなエロい手の動きと一瞬の間、そしてドリームのエロい痛がりっぷりもいい演出です。

「それじゃあ、頑張って自分を乗り越えなくっちゃね!」と、ここから逆転を開始します。
ダークドリームの右ストレートを避けてジャンプキックをガードした後、「一時間前!一分前!一秒前!」と言いながら相互にストレートを連打した後に、回し蹴りを入れます。
なんか裏番組の最終話でもそんな事を言ってたような…。
ここの回し蹴りは通常の足の甲で蹴るものでなく、足の内側部分で蹴っているという点がポイントです。これもなかなか見かける事はありません。
ダークネスアタックの連射にも耐えられて、確かにドリームが数分前よりもパワーアップしている事が伺えます。

中間部分は冨田作画。相変わらずのテカリっぷりです。
右ストレート2発から左右のラッシュをかけて、最後は右ミドルで倒します。

最後はダークネスアタックを笑顔ではじき返すほどドリームはパワーアップしてしまいます。
この場面では観覧車の電光文字が消えています。
観覧車の『FANTASY』と書かれた文字も消えていて、ここで5人全員の「もう一人の自分と戦い合う」という『幻想』が消えたという隠喩…と個人的に思ってます。
この無音の演出を含めて、『昨日の私を超えていく』というテーマのダーク戦全体の演出は本当に素晴らしいと思います。
それぞれ場所は離れていても、4人がドリームの声に反応して逆転をしていくという点も注目ですね。


【プリキュア5vsシャドウ】
シャドウの攻撃を受けて、ダークドリームが消滅してしまいます。
そんなシャドウですが、ドリームのクリスタルシュートであっさり倒れます。
最後はシャドウが巨大化しますが、スーパープリキュアになってファイブエクスプロージョンであっさり倒してしまいます。
ついでに言えば、元の姿に戻った鏡の国の紹介もあっさりです。


【感想】
ダークドリームの消滅までがクライマックスで、シャドウ戦以降ラストまで物凄く淡白なのが残念です。
まあぶっちゃけダークドリーム達の為の映画ですよね。

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