劇場版 ふたりはプリキュア MaxHeart

記念すべき初めての劇場版。脚本は羽原大介さん。
希望の園で孫悟空ラウンドをはじめゴムゴム手が伸びる7人のカエルたちと一緒に、魔女からグランドラインダイヤモンドラインを守るというストーリーです。
特別ゲスト・エンディングテーマが工藤静香という事でも注目を浴びました。

この映画ではどちらかと言えばブラックのバトルに見所が多くなっています。



【ブラック・ホワイト・ルミナスvs7匹のカエル】
短いですが、映画が始まってからすぐスピーディーなバトルが楽しめます。
ポイントは『意外にアグレッシブに動くルミナス』です。
なにしろ今作品でルミナスはここでしかバトルに参加してると言えません。
ルミナスのポリシーである『非暴力』で、うまく相手の攻撃を避けてオーバル(確定)とマーキーズ(多分)を同士討ちにして倒しています。
この場面でもそうですが、カエル達の手を伸ばして戦うという攻撃方法は身体全体のバランスが不安定になって体勢をかなり崩しやすくなってしまうようです。
伸ばさずに普通にパンチすればいいのにと思ってしまいます。

【ルミナスvs魔女】
ひかり「なぎささんが来るまで、何とか一人でやってみます!」
と変身して間も無く、あっさりと魔女の光弾1発で吹っ飛ばされるルミナス。
(この時コマ送りするとルミナスの…)


【ブラック・ホワイト・7匹のカエルvsコウモリザケンナー】
傾いた座礁船の上でコウモリザケンナーの大群とのバトル。こういった場所のバトルは通常な
かなか見る事はできません。
ここはブラック得意のラッシュの見せ所です。
前半のラッシュは敵の攻撃を2発攻撃を避けてとどめを指し、後半はゴリ押しでガードを崩してホワイトと一緒にとどめを指すというものです。
鼻の穴に指を突っ込んで甲板に叩き付ける辺りもブラックらしさですね。
コウモリザケンナーもガードをしないでさっさと避ければよかったんですけど…それでは魔女に消されても仕方がないかなと。


【ブラック・ホワイトvs魔女】
この映画のバトルで一番印象深いシーンです。
ここでも前と同様にブラックのラッシュが堪能できます。


ホワイトのドリルキック
ブラックの右アッパー
ホワイト「当たったっ!」
ブラックの魔女の腹部にストレート連打
右手を回転させた上で、とどめの右ストレートのコンボ

その後、バックステップして手を若干傷めているシーンもポイント高いです。
ホワイトのドリルキックが避けられて余裕を見せた魔女に対してニヤッとした笑顔で右の拳を構えるブラック…そしてアッパーが当たった後ホワイトが嬉しそうに「当たった」と言うシーンを見ると「この二人は本当に戦うのが好きなんだな」と思わせてしまいますね。
しかしその後油断して魔女からのゼロ距離攻撃をしまう辺りがツメが甘いという感じでしょうか。
この一連の流れの前にブラックの右ハイから始まる攻防があるのですが、途中から魔女が杖を出して応戦する所も注目点です。

ちなみに「スーパーハバラのお菓子コーナー半額セール」のように羽原大介さん脚本の映画作品ではこういったネタがあります。


【ブラック・ホワイト・ルミナスvs魔女 その2】
ブラックとホワイトが手を繋いで周囲のコウモリザケンナーを殲滅するという謎技が突然発動。
ハートキャッチプリキュアで言えば『プリキュア大爆発』なんでしょうけど、ブラックとホワイトですからあくまでも超高速で動いて打撃ですべて倒したと言う解釈でいいかなと思います。
最後は魔女が正体を現し、マジンガーZ巨大化してラストバトルです。
といっても、エキストリームルミナリオで倒すだけなんですが…。


【感想】
MHが始まってまもなく公開という事で、特にひかりの扱いにとても困ってる感が強いかなと思いますがうまくまとめてあるなと思います。
テーマもベタですが、オチは歴代劇場版の中でも一番好きです。

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